新型コロナ 自粛での損失補填を 文化芸術振興議連が要求

(しんぶん赤旗 3/31より)

新型コロナ 自粛での損失補填を
文化芸術振興議連が要求

2020年3月31日【政治総合】

 超党派でつくる文化芸術振興議員連盟(河村建夫会長)は30日、新型コロナウイルス感染拡大防止にかかわる文化イベント自粛要請に関して、文化芸術活動を支えるための緊急決議を西村康稔経済再生担当相に手渡しました。日本共産党からは、畑野君枝衆院議員が参加しました。

 畑野氏は、文化芸術関係イベントの自粛で、すでに500億円以上の損失が発生していることを指摘。会場のキャンセル料、出演者への支払いなど、イベントなどの中止にともなう必要経費の補填(ほてん)を行うことを要求しました。「自粛をお願いするなら、併せて補償することを一体にする必要がある。2月26日のイベント自粛要請にみんな協力した。国の対策を実のあるものにするには、政府が現金給付を含めた直接支援をやると言うことだ」と訴えました。

 西村氏は「できるだけ、その要求に近い形で実現させたい。表現ぶりも含めてしっかりやりたい」と述べました。また西村氏は「中小零細な事業所については、直接の給付助成金を考えている」と語りました。

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