カジノより市民の命
横浜で「誘致反対」宣伝
2020年6月4日【地方総合】
「カジノ誘致反対横浜連絡会」は2日、横浜市中区の市役所新市庁舎前で宣伝し、100人を超える人が「横浜の街にカジノはいらない」とシュプレヒコールを上げました。日本共産党神奈川県議団(5人・井坂新哉団長)と横浜市議団(9人・荒木由美子団長)も参加しました。
同会の後藤仁敏共同代表は、横浜に参入を狙っていたアメリカのカジノ業界大手ラスベガス・サンズが新型コロナウイルスの影響で大幅な赤字となり、日本進出を断念したと紹介。「カジノの収益で税収増を狙う林文子横浜市長の計画は危険で間違っている」「不要不急のカジノより、コロナの影響を受けた市民の命と生活を守るために税金を使うべきだ」と訴えました。
みわ智恵美市議は、「カジノを維持するには多くの人の負けが必要です。カジノ反対の市民の意志がきちんと示されるよう、住民投票条例を成立させましょう」と訴えました。
(しんぶん赤旗 2020/6/4より)