横浜教科書採択連絡会は28日、市役所前 (横浜市中区)で早朝宣伝し「侵略戦争を肯定する育鵬社の教科書を採択させてはなりません」と訴えました。
同市では8月4日の市教育委員会で、市立中学校で2021年度から4年間使用する教科書の採択が行われます。同市ではH年、15年、19年に育鵬社版の歴史と公民の教科隻を採択しています。 宣伝で参加者は、市内在住・在勤の有識者777人による、先生や子どもたちが安心して使える教科碧を採択するよう求める共同アピールを配布しました。
同会の土志田栄子さんは、育鵬社版教科書は全国で6勿しか採択されておらず、保護者から受験に不利という声が、現場の先生からは使いにくいとの声がそれぞれ上がっていると指摘。「これまで27万人もの子どもたちが、戦争を肯定する教科書で学ばされてきました。教育委員は教育の専門家ではありません。教科碧採択では、現場の先生の声を聞き、先生たちが使いやすい教科書を選ぶべきです」と訴えました。
(しんぶん赤旗 2020/7/29より)