「稲田堤駅周辺の環境をよくする会」(中村孝代表)は7日、JR東日本横浜支社(横浜市西区)を訪れ、JR南武線の稲田堤駅 (川崎市多摩区)の橋上駅舎工事に伴う仮改札口増設を求める要望書を手渡し、懇談しました。日本共産党の、はたの君枝衆院議員と、井口真美川崎市議が同席しました。
稲田堤駅は橋上駅舎化工事が進んでいます。来年6月に、一つしかない上りホーム側の改札口を撤去し、代わりに、橋上駅舎完成まで下りホーム側に仮改札口を設置する予定です。
中村氏は「朝7時から9時の間で、1万3千人が同駅を利用する。仮改聾朋の細い道に乗降客が集中し、大混雑となるおそれがある」「駅構内の乗降客の移動の勁線が変わり、交錯する懸念がある」と指摘。上りホーム側にも仮改札を設置することなどを求めま
した。
応対したJRの担当者は「改札の場所が上り側から下り側に変わるだけで、駅の機能は今までと変わらない」と説明しました。井口氏は「私たちの懸念をいったん受け止めて、対策を考えてほしい」と求め、担当者は「何かあれば、実態に合わせて対策をうっていく」と応えました。
(しんぶん赤旗 2020/8/18より)