カジノ阻止連帯次々

 カジノの是非を決める横浜市民の会主催の「住民投票請求の成功をめざす市民集会」が行われた刀一日、山下公園(横浜市中区)には800人が集まりました。幅広いゲスト賛同団体からカジノ反対の連帯の声が上がりました。
 ゲストの横浜港ハーバーリゾート協会の水上裕之事務統括はあいさつで、「山下埠頭(ふとう)見てください。こんないいところないですよね。ここで刑法違反のばくち、カジノをやろうとしている。(それを)行政、政府、市長が先導していいのか」 「(ぱくちは)財産をなくす。やっちゃいけない」と批判しました。
 賛同団体が連帯あいさつ。「市民が主人公になる市政を目指す運動としても進めている」(横浜市従業員労働組合・森田昌宏書記長)、「市民、労働者から金を巻き上げようとする市の施策を変えさせていくことを一緒にやっていきたい」(私鉄労組・高橋廣康委員長)、「カジノが与える子どもたちへの悪影響を心配しています。市民一人ひとりの力を合わせてカジノ阻止で頑張っていきましょう」(横浜市教職員組合・高木克明副委員長)と呼びかけました。
 参加した星妙子(64)さん=横浜市港南区=は、「いろんな政党や団体が来ていて広がりがあり、野党共闘ができているのは良いことだと思った。カジノというぱくちで市を発展させようという考えがなぜ起こるのか。市民は許さないと示したい」と話しました。

(しんぶん赤旗 2020/8/25より)

 

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