日本共産党の、はたの君枝衆院議員は24日、相模原市教育委員会を訪れ、鈴木英之教育長に「学校再開にあたっての緊急提言」を手渡し、懇談しました。市議団の松永千賀子団長が同席しました。
鈴木教育長は、新型コロナウイルス感染症対策で分散登校などを経験し「先生たちも少人数学級の良さが分かったと言っていた」と述べた上で、少人数学級を実現するには教室の確保や教員の働き方の改善が必要だと指摘。はたの氏が、「国の予算を教育にしっかりと充てるべきですね」と応じると、鈴木氏は「それが正しい方向だと思います」と述べました。
教員の働き方の問題で鈴木氏は、コロナ対策で児童生徒が登校する前に校舎の窓を開けてまわる、部活動終了後に使用済みの用具を消毒するなどの作業が増えており、スクール・サポートースタッフを活用するなどして教員が本来の仕事に専念できる環境をつくることの必要性を強調しました。
はたの氏は「先生たちの働き方を改善することは、教育の質を向上させることにつながり、子どもたちのためになります。ぜひ、今後も改善を求めていきたい」と話しました。
(しんぶん赤旗 2020/8/26より)