9月13日告示(20日投票)の神奈川県伊勢原市長選に「希望ある伊勢原をつくる市民の会」から立候補を表明した小林京子氏(68)=無所属新、日本共産党推薦=は28日、伊勢原市内で会見し「市民の暮らしに寄り添った、市民のための市政に変えていきたい」と表明しました。
小林氏は「市の一般会計予算の1%ですぐにできる施策」として▽保育士の待遇改善▽高校卒業までの医療費無料化▽18歳まで国保税引き下げ▽給食買の半額助成▽小中学校の35人以下学級▽返さなくてよい奨学金制度▽コミュニティバスの拡充▽地域活性化のための事業を地元に発注-など10政策を提案しました。
現市政について「新型コロナ対策を取っても、近隣自治体と比べてあまりにも対応が遅く、本気度が感じられない」と批判。市長になったら、国の交付金や市の財政調整基金を活用し、医療・介護施設や学校などへのPCR検査実施などのコロナ対策を真っ先に実施したいと語りました。
信念は「あきらめなければ実現できる」-。議員としての16年間、市民の願いを受け止め、議会で粘り強く求め続け、小中学校へのエアコン設置などを実現させてきました。
行政のデータをもとに、政策の資料づくりをしている時が一番楽しいと言います。「市民は知恵を持っている。市民の声を生かし、希望ある伊勢原に変えていきたい」
(しんぶん赤旗 2020/8/29より)