日本共産党神奈川県委員会と、はたの君枝衆院議員らは保育関係者とともに8月28日、国会内で、加藤勝信厚生労働大臣あての保育所における新型コロナウイルス感染拡大防止に関する緊急要請を提出しました。
参加者は、保育室や園舎への保護者の立ち入りを制限しているために子どもの受け渡しに時間がかかることや1日数回の消毒作業などで労働が過密になっていると説明。「これが長く続けば保育が疲弊していく。恒常的に人員配置するための財政措置をしてほしい」と訴えました。
また、感染拡大を防ぎながら安心して保育を行うためにも、保育従事者に対する定期的なPCR検査の実施も求めました。
厚労省担当者は「要望はもっともなので、恒常的な人員確保のための財源については、来年度予算で検討したい」と回答しました。
はたの氏は、医療従事者や保育従事者などへの定期的なPCR検査の実施を一刻も早く行うよう要望しました。
(しんぶん赤旗 2020/9/4より)