カジノ住民投票求め署名さっそく
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横浜「市民が決める」
2020年9月7日【政治総合】
「カジノ誘致反対横浜連絡会」は6日、横浜市中区の桜木町駅前で、横浜市のカジノを中核とする統合型リゾート(IR)誘致の是非を問う「住民投票条例制定を求める直接請求署名」を集める宣伝を行いました。連絡会メンバー25人が参加。「カジノの是非は市民が決める」「林市長は勝手に決めないで」の横断幕やプラスターを掲げ、「みなさんの思いを届けるために署名をお願いします」と呼びかけると、通行人が次々と応じました。
署名スポットには18行政区ごとの署名簿が用意され、印鑑を持っていない人のために指印用のスタンプも用意。気軽に署名ができます。
宣伝開始と同時に署名台に駆け寄ってきた中区の男性(80)は、署名が始まったことをテレビで知り、署名をするためにここまで来たといいます。「人をだますようなやり方でカジノ誘致を進める市長に反対の意思を示したい」「50万人集めると聞いている。そのうちの一人になろうと思って」と語りました。
港北区の50代の夫婦はそろって署名しました。「選挙以外で自分の意思を表示できる機会は少ない。一度通り過ぎたけど、署名のために戻ってきました」と話しました。相模原市の男性は「横浜市民ではないから署名はできないけど」とカンパを手渡しました。
(しんぶん赤旗 2020/9/7より)