新自由主義の暴走か、転換か――日本の政治の対決軸に 川崎で志位委員長が訴え

新自由主義の暴走か、転換か――日本の政治の対決軸に

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川崎で志位委員長が訴え

2020年9月11日【1面】

 日本共産党の志位和夫委員長は10日、川崎市の川崎駅前で街頭演説し、早い段階での解散・総選挙がありうる情勢だとして、はたの君枝衆院議員(南関東比例・神奈川10区重複候補)、沼上とくみつ衆院南関東比例候補とともに、「日本共産党の躍進で、『安倍政治』を名実ともに終わらせ、新しい希望ある日本をつくりましょう」と熱く訴えました。

 会場となった商業施設前には聴衆が間隔を取って集まり、大きな人垣ができました。志位氏らの訴えの節々で「そうだ」「いいぞ」の声があがりました。

 志位氏は演説で、「新型コロナ危機を体験して、日本の政治の太い対決軸が浮かび上がってきました」と強調しました。

 一つは、破綻した新自由主義の道をやみくもに暴走する動きです。志位氏は、自民党総裁選で最有力といわれる菅義偉官房長官が、自らのめざす国のあり方を問われて「自助、共助、公助」と述べたことについて、「これは菅氏個人の主張ではありません。自民党綱領に明記されている自民党の基本理念です。『自助』を叫び『自己責任』を押し付けるだけなら、政治はいりません。こうした道に未来は決してありません」と批判しました。

 いま一つは、新自由主義から転換し、大企業の経済効率最優先の政治から、人々のケア、雇用、中小企業、食料、教育、文化・芸術など、人間が生きていくのに必要不可欠なものを最優先する政治に切り替えることです。志位氏は「自己責任の押し付けでなく、人々が支え合う社会、連帯を大切にする社会をつくろう」と訴えました。

 そのうえで志位氏は、新型コロナ危機を体験して、他の野党の中からも「新自由主義からの決別」に踏み切る流れが起こっていることを指摘。「この点で私たちと共通項ができつつあることは重要な前進です」と述べ、「『新自由主義からの転換』を野党共闘の旗印に高く掲げ、自公政権に代わる希望ある展望を力強く示していきましょう」と呼びかけました。

 はたの氏が「日本共産党の躍進、市民と野党の共闘の勝利で、子どもたちに少人数学級をプレゼントする新しい政治をつくっていこう」と訴えると、聴衆から大きな拍手が起こりました。

(しんぶん赤旗 2020/9/11より)

 

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