カジノ誘致撤回せよ 横浜・みわ市議

 横浜市議会第3回定例会は16日、新型コロナウイルス感染症対策に関する一般会計補正予算などの市長提出議案23件を可決、建設技能者育成強化と学童施策拡充の2件の請願を採択しました。日本共産党の、みわ智恵美議員が討論しました。
 みわ議員は、補正予算についてPCR検査を行う診療所への助成金や中小企業への支援、修学旅行のキャンセル料公費負担などを評価し賛成しました。
 その上で、みわ議員はPCR拡充の「世田谷方式」について市が「現実的ではない」と否定したこと、医療機関への財政的支援が不十分であることを批判。IR(カジノを中核とした統合型リゾート)誘致や新たな劇場建設、米軍基地へのテーマパーク誘致の予算のあり方も見直すべきだと主張しました。
 子どもの医療翼助成制度について、みわ議員は、1、2歳児分の所得制限撤廃は評価しつつ、同時に導入する1回500円の一部負担金は「やめるべきだ」と指摘しました。
 カジノ誘致計画を撤回しカジノに依存しない事業計画の策定を求める請願は、共産党(9人)、立憲・国民フォーラム(20人)の両会派と無所属(a人)が採択すべきとしましたが、自民党(36人)、公明党(16人)によって不採択になりました。

(しんぶん赤旗 2020/9/18より)

 

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