憲法改悪阻止神奈川県連絡会議(神奈川憲法会議)は17日、横浜市内で日本共産党の山添拓参院議員を招き学習会を開きました。
山添氏は、菅義偉政権の日本学術会議人事などへの介入について、「日本国憲法に学問の自由が表現の自由や思想・良心の自由と分けて規定されているのは、かつて政治が学問に弾圧を加え、戦争に突き進んだことへの反省があるからだ」と指摘。「戦前と同じように、異論を封じ、批判するものを理由も言わず排除する現状をこのままにしておくわけにはいかない」と批判しました。
山添氏は、総選挙をめぐる情勢にふれ、 「国民はコロナ禍のなか、全国民対象の特別定額給付金や持続化給付金の実現、検察庁法案廃案など、一人一人が声を上げることで政治を変える経験を重ねてきた」と強調。国会内でもかつてない野党の共闘が深まっていることを紹介し、「今こそ国会を変えるべき時、市民と野党の共闘で解散総選挙に追い込み、政権を変えるために力を合わせていこう」と呼びかけました。
(しんぶん赤旗 2020/11/21より)