基金使い命・暮らしへ 神奈川・寒川町議選告示3氏訴え

 2日告示(7日投開票)された神奈川県寒川町議選(定数18)で、日本共産党の山田まさひろ(56)、青木ひろし (57)=以上現=、今期引退する町議の議席引き継ぎを目指す、吉田こういち(70)=新=の3候補が第一声をあげました。
 町議選は定数18に対し現職16人、新人6人の22人が立候補し、4人はみ出しの激戦。党派別では共産3、自民2、公明3、立民2、諸派1で、無所属11人のうち3人が自民推薦です。
 第一声で3候補は、町の財政調整基金約20億円や、計画の見通しが立っていない新幹線新駅の整備のための積立金約6億7千万円を財源に、▽PCR検査拡充などコロナ感染拡大抑制▽自校方式の小学校給食の維持、中学校給食の実施▽河川の洪水対策の抜本的強化-など、町民のいのちと暮らしを守るための施策を進めようと訴えました。
 出発式では各候補の地元の支援者が「困っている人の声を聞いて町政に届ける共産党の3議席をなんとしても守ろう」と呼びかけました。
 沼上とくみつ衆院南関東比例候補と大山奈々子県議が応援演説しました。

(しんぶん赤旗 2021/02/03より)

 

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