カジノ反対の市長を 横浜の市民団体が宣伝

カジノ反対の市長を
横浜の市民団体が宣伝

2021年2月11日【政治総合】

 横浜市(林文子市長)が進めるカジノを中核とする統合型リゾート(IR)誘致に反対する「カジノ誘致反対横浜連絡会」が10日、横浜市役所(同市中区)前で宣伝しました。

 同会らが19万3193人分の署名を集めて請求したIR誘致の是非を問う住民投票条例案は、1月の臨時議会で自民、公明の反対多数で否決、横浜市はIRを運営する事業者の公募を開始。2021年度当初予算案ではカジノ誘致推進費に3億6000万円を計上しています。

 同会共同代表の後藤仁敏鶴見大学名誉教授は、「自民、公明の市議は市民の声に背を向け、住民自治を否定した」「林市長は住民投票の結果を尊重すると言いながら、臨時議会では態度を一変させ、またしてもうそをついた」と批判。「夏の市長選でカジノに反対する市長を誕生させ、カジノ誘致を止めよう」と訴えました。

 同市緑区の岩田亨さんは「“利益を良いことのために使うから違法なギャンブルを許可する”なんて、こんな愚かなことがあるか」と訴えました。

 日本共産党横浜市議団も参加しました。

(しんぶん赤旗 2021/02/11より)

 

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