男子学生も「賛成だわ」
党神奈川県委
東京オリ・パラ組織委員会会長の森喜朗氏の女性を排除・蔑視する発言が大問題になっています。「日本共産党がこの問題で黙っていてはいけない。すぐに打って出よう」と党神奈川県委員会は、独自の横断幕を作製し宣伝に打って出ています。
8日の横浜市東神奈川駅前での宣伝には、党県ジェンダー平等委員会事務局長の浅賀由香氏、君嶋ちか子、大山奈々子、上野たつやの各県議、木佐木ただまさ衆院神奈川3区候補が参加。次々とマイクを握って訴えました。「森氏は会長辞任を」と大書した横断幕を見て、3人組の男子学生が「これは賛成だわ」。若い男性が何人もビラを受け取る姿が目立ちました。
「森発言」は各国の大使館も問題視してホームページで「#DontBeSilent」「#GenderEquality」を付けて発信し、世界規模に広がっています。この日の宣伝では、SNSでの要望を受けて、横断幕に#付きの二つのスローガンと、英語の「森氏は辞任を」を付け加えて宣伝しました。
浅賀氏は「各国はこの発言を人権問題、国際問題と認識しています。日本では女性が声をあげても押しつぶす圧力が強いのが現状。森発言で声をあげた人たちに、共産党が連帯しなきゃいけない」と話します。
(しんぶん赤旗 2021/02/11より)