「行財政改革案」延期を 相模原田所氏「議論不十分」

 相模原市議会3月定例会議で2月25日、日本共産党の田所健太郎市議が代表質問に立ちました。
 同市は長期財政収支で多額の歳出超過の見込みであることから、大規模事業の見直しや公共施設の閉鎖などを含んだ「行財政構造改革プラン(案)」策定を進めています。
 田所議員は同プランで閉鎖が検討されているアイススケート施設 「銀河アリーナ」の存続を求める県外在住者の手紙を紹介。同プランは市民との議論が不十分で、新型コロナの影響で長期財政収支を見込むことも困難であることから、策定を延期するよう求めました。本村賢太郎市長は 「本年3月末を目途に策定していく」と回答しました。
 田所議員はまた、同市津久井地域の高齢者や障害者など移動が困難な人向けの福祉有償移送サービスについて、これまでIキロあたり50円だった利用料を4月から3倍の150円とするなどの変更が唐突に告知されたことを指摘。利用料の補助や減免を行うよう求めました。
 市の健康福祉局長は「定額の助成をすることを検討している」とこたえました。

(しんぶん赤旗 2021/03/03より)

 

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