基金でコロナ対策を 川崎市議会宗田議員が提起

 川崎市議会第1回定例会で2日、日本共産
党の宗田裕之市議団長が代表質問しました。
 宗田氏は、市財政のためこみ金の「減價基
金」が今年度の一般会計分で政令市平均以上
の2301億円あることを指摘。「思い切っ
たコロナ対策を打ち、市民の暮らし・福祉、
防災に使-つべきだ」と迫りました。
 市のコロナ対応について「感染拡大する中でもコロナ病床を増やさず、医療体制の強化や医療機関への独自の財政支援も行わず医療崩壊を起こした」と批判。第4波を防ぐためにPCR検査体制の抜本的拡充と医療体制強化を強く求めました。
 同日、渡辺学議員が代表質疑に立ち、少人
数のグループ(ユニッ卜)ごとに介護を行う
 「ユニット型特別養護老人ホーム」の、Iユニットの定員基準を増やす条例案について質問。職員の負担増でケアが行き届かなくなるとし、定員の据え置きを求めました。

(しんぶん赤旗 2021/03/06より)

 

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