2021国際女性デー 自由に生きられる社会へ
神奈川 オンライン集会
2021年3月10日【政治総合】
国際女性デー神奈川県集会(同実行委員会主催)が8日、オンラインで開催されました。
実行委員長の湯山薫弁護士は「男女共同参画とは、男性のものさしに女性が合わせていくのではありません。女性が参画することによって新しいものさしがつくられていくのです」と呼びかけました。
同志社大学教授の岡野八代さんが「ケアと民主主義 女性たちが『黙らされている』ことの意味を考える」と題して講演。コロナにより、育児や介護などのケア労働を女性に押し付けてきたことが浮き彫りになったと指摘。ケアを軽視する資本主義社会を見直し、ケア労働の価値を高め、ケアが政治の前面、中心にくるように変えようと語りました。
チェンジ・アカデミア、怒りの女デモ、フラワーデモ、新日本婦人の会県本部、日本民主青年同盟県委員会、県建設労連主婦協議会など14団体のメンバーがそれぞれ活動報告。実行委員会が「私たちの行動で、誰もが人間らしく生きられるジェンダー平等の社会へ、歴史に拍車を掛けていきましょう」と呼びかけました。
(しんぶん赤旗 2021/03/10より)