日本共産党神奈川県央地区委員会の小林久夫地区委員長は3月30日、平塚市議会が3月定例会本会議で、共産党の松本敏子市議への不当な懲罰を可決したことについて、片倉章博議長にあてて抗議文を提出しました。
松本議員は同市議会本会議の質問で、市が進める「龍城ヶ丘海岸公園整備計画」について、「賛成者多数だと明らかなうそを押し切って進めている」と発言。これを「不適切な発言」として、市議会は松本議員に「戒告」の懲戒処分を決めました。
抗議文は▽理事者側が松本議員の質問時間が終了してから「不適切な発言があった」と申し入れ、それをそのまま議会側が受け入れ、発言撤回を求めた▽松本議員は市の情報公開で得た資料をもとに議論していたにも関わらず「根拠のない不適切な発言」として懲罰動議にかけた▽「根拠のない不適切な発言」を理由に懲罰委員会を開いたにもかかわらず、委員会報告では「『うそ』という言葉が議会の品位を欠く」「議場を混乱させた」などの理由にすり替わったIことのa点の誤りを指摘。「懲罰特別委員会そのものが無効である」として懲罰撤回を求めています。
(しんぶん赤旗 2021/04/02より)