全日本年金者組合神奈川県本部は8日、日本共産党の、はたの君枝衆院議員事務所の仲介で、衆議院厚生労働委員会での「高齢者医療費2倍化法案」の強行採決に対する抗議文を、田村憲久厚生労働相にあてて提出しました。
抗議文は2倍化について、「これ以上の負担増は受診抑制につながる。コロナで病院への通院も遠慮している高齢者にさらに追い打ちをかけるものだ」と指摘。わずか5日間の不十分な議論での採決は民主主義に反すると批判し、「負担増を国民に押し付けるのではなく、これまで減らしてきた医療費の公翼負担と企業負担を元に戻すべきだ」と主張しています。
(しんぶん赤旗 2021/05/11より)