横浜市(林文子市長)が進めるカジノを中核とする統合型リゾート(IR)誘致に反対する「カジノ誘致反対横浜連絡会」が18日、同市中区の横浜市役所前で、2021年度市一般予算の、カジノ誘致推進の予算執行停止を求める署名宣伝を行いました。
連絡会のメンバーは、「幅広く市民で連携し、8月の市長選で、必ずカジノ反対の市長を誕生させよう」と訴え、21日開催予定の同趣旨をアピールするパレード(正午にJR桜木町駅前から出発予定)への参加を呼びかけました。
日本共産党横浜市議団も宜伝に参加。荒木由美子団長は「カジノNOの市長を誕生させればカジノは止められる。横浜の民主主義を守るために、一緒に頑張ります」と訴えました。
鶴見区の高山さん(74・女性)は「横浜港周辺だけが横浜ではない。給食や防災など、市民みんなの幸せのためにお金を使ってほしい」、瀬谷区の60代の女性は「テレビドラマで父親が賭博で家庭を台無しにするのを見た。横浜にカジノができればそういう人が増えるのかと思うと、ひとごとではない」と署名しました。
(しんぶん赤旗 2021/05/19より)