福島原発事故 加害重ねるな かながわ訴訟二審

 東京高裁(小野瀬厚裁判長)で14日、福島第一原発事故で神奈川県内に避難してきた被災者が国と東京電力に対して損害賠償を求めている福島原発かながわ訴訟控訴審の第6回口頭弁論がありました。
 裁判官の交代による更新弁論で、原告団長の村田弘さんと原告弁護団が意見陳述しました。
 村田さんは、原告の人たちは原発事故により命と健康の被害リスクを避けるために避難生活を継続せざるを得なくなったと説明。しかし、東京電力は「現在の生活状況を踏まえた選択の結果」、国は「(避難継続の正当性を認めることは)そこに居住する住民の心情を害し、ひいては国土に対する不当な評価となる」と主張してきたと述べ「被害者の生傷に塩を塗りこむような言辞をろうして精神的な加害を重ねるものまで許されるはずはない」と批判。原発事故被害の深層と被害の実相をくみ取る審理を求めました。

(しんぶん赤旗 2021/05/21より)

 

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