接種予約 電話回線の増設を党市議団にも問い合わせ 横浜市議会

 横浜市議会第2回定例会が21日開かれ、2021年度一般会計補正予算案(第2号)などが提案されました。日本共産党の古谷靖彦副団長が質疑し、新型コロナウイルスワクチン接種予約に関して、電話回線の増設などの改善を至急行うべきだと主張しました。
 古谷氏は、ワクチン接種の対象者は高齢者でありインターネットが苦手な人が多いため、電話が問い合わせの中心となっているものの「電話がつながらない」との声が多数あり、党市議団の控室にはこれまで300件近くの問い合わせがきていると説明。そのなかで「もう諦めた」との声も寄せられていることも取り上げ、林文子市長に対し「市長は 『予約は順調だ』と答弁しているが、その認識は間違っている」と批判し、改善を求めました。
 また古谷氏は、ネット予約で困っている人に対して区役所へのサポート窓口開設などで直接的な支援を行うべきだとただしました。
 林市長は、電話回線増設については「拡充する」と答弁し、予約サポート窓口の開設には応じませんでした。

(しんぶん赤旗 2021/05/25より)

 

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