横浜市民と野党共闘 山中さんでカジノ止める  横浜市長選8日告示22日投票

 

 横浜市長選(8日告示・22日投票)で、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=無所属新、立憲民主党推薦、日本共産党など支援=の勝利でカジノ誘致を止め、コロナ対策に全力を尽くし、横浜に住民自治を取り戻そうと、市民と野党が力を合わせています。

【19万超す署名の流れくみ】

 市長選の最大の争点は、カジノを中核とした統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非です。
 前回2017年の市長選で「誘致は白紙」として再選した林文子市長は19年8月にカジノ誘致を表明。これに対し市民は「カジノの是非を決める横浜市民の会」を立ち上げ、共産党、立憲民主党などの野党も参加しました。同会などがIR誘致を問う住民投票条例制定請求に取り組み、法定数の3倍にあたる19万以上の有効署名を集めましたが、21年1月の市議会で自民党、公明党などの反対で否決。
 市民は、市長選でカジノ誘致に終止符を打とうと、「カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会」をつくり、運動を発展させました。
 こうした長年のカジノ反対の運動の流れをくむ、真のカジノ反対の代表が山中氏です。
 市長選に立候補を表明している9氏のうち、7人が「IR誘致反対」を掲げています。
 「市長を誕生させる横浜市民の会」代表世話人の岡田尚弁護士は、「候補者が誘致反対を掲げざるを得なくなったのは、カジノ反対の市民と野党の共同の運動の成果だ。山中氏勝利でカジノノーの決着をつけたい」と話します。
 IR推進の張本人である菅義偉首相側近の、自民党・小此木八郎前国家公安委員長(56)も誘致反対を掲げ出馬を表明しましたが、誘致反対勢力の分断工作の可能性もささやかれています。カジノ誘致を推し進めてきた自民党市議がカジノ反対の小此木氏を支持するという矛盾が生まれています。
 「ハマのドン」といわれ、小此木氏とつながりもある「横浜港ハーバーリゾート協会」の藤木幸夫会長は、7月の山中氏の合同選対の初会議で「山中さんにしっかりお願いする」と改めて、山中氏応援の旗幟(きし)を鮮明にしました。江田憲司衆院議員は「山中氏こそ正真正銘のカジノ反対の候補者だ。小此木氏、松沢成文氏はカジノ反対を掲げているが、国会でのカジノ解禁法案成立時には賛成していた。信用できない」と述べました。

【コロナから命守る専門家】
 市長選のもう一つの大争点は、急拡大するコロナ感染から市民の命をどう守るかです。
 山中氏は、横浜市立大学医学部教授、同大学院データサイエンス研究科長などの経歴を持ち、9人の候補者の中で唯一のコロナ対策の専門家でもあります。
 「感染拡大が続く中でカジノを進めている場合ではない。今最優先するべきはコロナ対策だ」「科学的なデータに基づき、市民一人ひとりに合わせたコロナ対策政策を進め、市民の命と暮らしを守り抜く」と訴えています。
山中さんの訴え 市民生活にお金使う市政に
 2年前の8月22日、林市長は、突如カジノ誘致を表明しました。今回、同じ日が市長選投票日。カジノ誘致に決着をつけましょう。
 カジノ誘致は終わりにして、福祉、子育て支援、教育拡充など市民が暮らしやすいことに向けた政策にお金を使う市政に変えましょう。オペラ劇場の建設もいりません。
 横浜は高齢者の方も多い。高齢者の目線に合わせた政策が必要です。介護スタッフの充実、待遇の改善に取り組みます。がんや認知症など、多くの方がかかる病気でも安心して治療を受けられるようにしましょう。
 待機児童の解消、保育士の待遇改善、中学校給食、子ども医療費の補助など大切です。困っている人に手を差し伸べるのが行政の使命です。子育てしやすい横浜にします。
 そしてコロナをなんとしても制圧します。どこでもPCR検査ができるようにし、コロナから命と暮らしを守り「機能するコロナ対策」を進めていきます。
 横浜をよくしたいという情熱は誰にも負けません。ご支援をよろしくお願いします。
山中さんに期待します

【住民自治を取り戻そう】
 STOPカジノ市長選共同アクションの伊藤新共同代表 署名運動からつながる市長選の運動は、さかのぼれば戦争法反対から起こった市民と野党の共同から続いている。市長選は「頑張った」だけではすまない、横浜に住民自治を取り戻すために絶対に勝たなければいけない。

【一人一人に寄り添う人】
 民青神奈川県委員会の中村和行委員長 学生向けの食料支援をしていますが、小さい子どもを連れた母親や、高齢者、高校生なども訪れます。高校生が家計を支えるためにと支援品を受け取っていきます。データサイエンスで一人ひとりに寄り添ったコロナ対策を掲げる山中氏に期待しています。

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