カジノ反対なら山中さん 横浜市長選 宣伝100カ所以上行う

横浜市長選(22日投開票)で、市民と野党の共同候補の山中竹春候補を接戦から抜け出して勝利させようと18日、全市一斉駅頭宣伝が100カ所以上で取り組まれました。

「応援します」激励も

 市役所最寄りのJR桜木町駅前広場(中区)では、神奈川県労働組合総連合(神奈川労連)が約30人で、各種のプラスターやのぼりを掲げ、押し寄せる通勤客に法定ビラを配布しました。歩み寄って来て「山中さんですよね。私も応援しています」と話す人など、元気な宣伝が注目されました。
神奈川労連は、山中候補支持を決定し各組合で機関紙の号外発行や職場・現場の組合訪問などで、組合員に徹底しています。住谷和典議長は「山中さんの知名度はまだまだというのが現状。でも長年カジノ誘致反対でとりくんできた人たちが支援しているのは山中さんなんだと広がってきています。労働者の要求に耳を傾ける市長をなんとしても誕生させたい」と話します。
同日、カジノ建設予定の山下埠頭(ふとう)近くの関内駅、石川町駅、元町・中華街駅では、中区民の会、立憲民主党、社民党が分担して宣伝。栄区では「近所の人にも渡すのでもっとビラをください」「職場の人にも渡す」「戻ってきてビラを受け取る」という人もいて、有権者の関心の高まりが実感となりました。
(2021年8月19日「しんぶん赤旗」)

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