政権交代で、命を守る政治へ 共闘の勝利と日本共産党躍進に全力をつくします

政権交代で、命を守る政治へ
共闘の勝利と日本共産党躍進に全力をつくします

2021年10月13日 日本共産党神奈川県委員会

 歴史的な総選挙が19日に公示されます。
日本共産党はこの選挙を、国民の命、日本の命運がかかった歴史的選挙と位置づけ、市民と野党の共闘で政権交代の実現とその推進力となる日本共産党の躍進をめざしてたたかいます。
9月8日の4野党と市民連合との政策合意、9月30日の立憲民主党と日本共産党との政権協力合意など、政権交代をめざす共闘の合意が積み重ねられてきました。特に立憲民主党との間では、①自公政権を倒し、新しい政治を実現する、②「新政権」では、日本共産党は市民連合と合意した政策を実現する範囲での限定的な閣外協力とする、③両党で候補者を一本化した選挙区については、双方の立場や事情の違いを互いに理解・尊重しながら小選挙区での勝利をめざすことを合意し、党の歴史上はじめて新しい政権の実現を掲げて選挙にのぞむこととなります。
この間、党神奈川県委員会は7人の小選挙区候補を発表し、選挙準備を進めてきました。同時に、市民のみなさんからの「野党が共闘して自民公明政権を倒してほしい」という切なる訴えを受けとめ、共闘を発展させる立場から、小選挙区の候補者擁立や協力のあり方について立憲民主党や社会民主党などとの意見交換をおこなってきました。こうした中で、はたの君枝衆院議員が立つ10区をはじめ、現職議員がいる選挙区はお互いに尊重するなどの相互の対応が取られましたが、いくつかの選挙区で候補者が競合することとなりました。
日本共産党は、競合した選挙区のうち、菅義偉前首相の選挙区である2区と甘利明幹事長の13区については、自民公明政権の象徴的な選挙区であり、政権交代をめざす野党が一丸となってたたかう姿勢を示す必要があると考え、党として2区の明石行夫予定候補と13区の佐野昭宏予定候補の立候補を取り下げることを決定しました。2人の予定候補も、支える党組織や後援会も、選挙に向けて準備を重ねてきた中で、大局的な立場で決断をされました。関係するみなさんに、心から敬意を申し上げる次第です。
この決定を踏まえ、日本共産党の小選挙区候補は、3区木佐木忠晶氏、9区斉藤のどか氏、10区はたの君枝氏、11区林伸明氏、17区山田正氏の5人となります。あわせて、これ以外の1区・2区・4区・5区・6区・7区・8区・12区・13区・14区・15区・16区・18区については、9月30日の合意にもとづき、立憲民主党や社会民主党候補を野党共同候補として勝利のために力をつくすこととします。
今回、日本共産党の小選挙区の候補者が5人となったことは、比例代表選挙では大きな制約を受けることとなります。12人の小選挙区候補が立った前回選挙に比べ、音の宣伝やビラの発行、政見放送なども大きく減ることとなります。しかし、私たちの決断は、神奈川から市民と野党の共闘で政権交代への流れをつくるという全国への力強いメッセージとなると確信しています。共闘をねがう市民のみなさんとも力を合わせて、すべての票が党の議席に結びつく比例代表で日本共産党の躍進をかちとるために、全力をつくす決意です。

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