神奈川選挙区・あさか由香さん、35万票余を獲得 大健闘も次点で及ばず

2022年7月11日   
日本共産党神奈川県委員会委員長 田母神悟
                   同神奈川県後援会代表委員 岡村共栄

1.10日投開票の参議院選挙で、日本共産党は比例で3議席、東京選挙区で山添拓候補の議席を確保し、合わせて4議席を獲得しました。
 比例選挙では5議席確保をめざしましたが、田村智子副委員長の議席は確保したものの改選比で2議席減らし、神奈川選挙区では、今度こそと、あさか由香候補の必勝を期しましたが、議席を得ることができず、大変悔しく残念な結果となりました。昼夜を分かたず大奮闘された多くの市民のみなさん、支持者、後援会員、読者のみなさん、党員のみなさんに心からお詫びします。
2.あさか由香候補は、出産・育児と政治活動を両立させ、どのような条件にあっても政治参加できる社会の実現にむけて、自らその実践の先頭に立ち、大奮闘しました。そしてその活動を多くの市民、党員が支えて頑張りぬき、20代、30代、子育て世代をはじめ多くの共感を呼び、無党派の市民の方々から応援をいただきました。
3.政策論戦では、ロシアのウクライナ侵略の事態に乗じた日本の大軍拡、憲法9条改悪などの大合唱がおこなわれましたが、一定のメディアがこれにたいして批判的論評を掲げるなど、党の論戦は変化をつくり、党の政策、訴えが届いたところでは確実に支持にむすびつきました。くらしと経済の問題でも、あさか候補が掲げた最低賃金1500円、年金引き上げ、消費税5%減税、学費無償への政策と気候危機打開、ジェンダー平等の訴えは強い共感を呼びました。
4.しかしながら、こうした政策論戦上の優位性や候補者の大奮闘にもかかわらず競り負けたことの土台には、党の力不足の問題があります。党はこの間、この問題を克服すべく世代的継承など様々な努力を行ってきましたが、いままだその途上にあり、これからの努力にかかっています。今度のたたかいで子育て世代の共感と結集が得られたこと、若者のなかで政策が一定の支持を得たことは大きな希望です。
5.選挙戦のとりくみについては、みんさんの意見をお聞ききし、総括を深めます。そして公約の実現にとりくむとともに、当面、来年の統一地方選挙の勝利のために全力をあげる決意です。

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