(しんぶん赤旗 1/26より)
“開かずの踏切”改善決まる
川崎市中原区 住民の運動実現へ
2020年1月26日【地方特集】
はたの氏ら現地調査
“開かずの踏切”として問題になっている川崎市中原区の平間駅前踏切が改善されることが決まりました。日本共産党の、はたの君枝衆院議員(比例南関東・神奈川10区重複候補)は24日、「平間駅横・開かずの踏切をよくする会」と、君嶋ちか子県議、市古次郎市議とともに現地を調査しました。
JR東日本横浜支社は23日、下り列車の停車位置を約10メートル川崎方面に移動した上で、同踏切に遮断機を効率よく開閉する「賢い踏切」を設置し、踏切の遮断時間を短縮させると発表。「賢い踏切」は、駅通過列車と停車列車とを判別し、停車列車の警報開始を遅らせるもの。2020年度末に導入予定です。
「よくする会」は共産党とともに調査を重ね、国やJRへの要請を重ねてきました。この日の調査では、同時に要望していた、踏切内で歩行者がつまずく事故の原因となっていたブロックが撤去されたことも確認できました。
同会の関口重幸代表は「バスの遅延が発生するなど住民は不便を強いられています。ようやく改善が実現することになり、うれしい」と話しました。
はたの氏は「『賢い踏切』導入は、私たちも提案していたことです。歓迎したい」と述べました。