党が給付金手続き相談
横浜 「助かった」と参加者
2020年6月8日【政治総合】
横浜市鶴見区の日本共産党区委員会は7日、JR鶴見駅前で、特別定額給付金の手続き相談会を行いました。古谷靖彦市議と、木佐木ただまさ衆院3区候補らが市民からの相談に応じました。
同区の浅岡幸枝さん(79)は「しんぶん赤旗」に折り込まれていた相談会の案内ビラを見て、友人2人を誘いました。それぞれ申請書を持参して参加。浅岡さんの友人の港北区の女性(80)は「申請書が届いてもどうすればよいのかわからない。1人暮らしで相談できる人もいなかったので、すごく助かった」と言います。
相談所にはコピー機も用意しました。鶴見区の医療機関職員の男性(69)は、古谷氏の手引きを受けながら申請書の記入を終え、貼付する運転免許証とキャッシュカードのコピーをその場で印刷。古谷氏から「これで後は投函(とうかん)するだけですよ」と告げられると「よかった。これで友だちにも申請書の書き方を教えてあげることができる」と顔をほころばせました。
「わたしももらえるのでしょうか」と声を掛けてきたのは在日外国人の男性。住民基本台帳に登録されていれば資格があると伝えると「マイナンバーカードを持っている」と言います。古谷氏が申請書の見本を見せながら手続きの流れを説明すると、「これで受け取ることができそうです。ありがとう」と感謝を述べました。
古谷氏は「書類を書くこと自体に戸惑う人も多く、お年寄りにとってはコンビニでコピーを取るのも一苦労。制度をつくるだけでは駄目で、実際に利用するためには細やかな手ほどきが必要」と指摘し「本来は行政がやることだが、1人でも多くの人の手助けとなれたら」と話しました。