「米原子力空母ノー」宣伝500回
神奈川・横須賀
2020年8月5日【政治総合】
米海軍の空母ロナルド・レーガンの母港がある神奈川県横須賀市で「いらない! 原子力空母」が2008年7月からとりくんできたエプロン宣伝が4日、500回目を迎えました。
同グループは毎週火曜日の午後1時から1時間、横須賀中央駅前で、「市民の目を引くように」とエプロン姿で宣伝してきました。
メンバーの岸牧子さんらが「原子力空母の母港化撤回をこれ以上、宣伝しなくてもいい横須賀、日本にしたい」「危険極まりない海上の原発=原子力空母は一日も早く出て行ってほしい」などと訴え。ともに運動する市民団体の代表がマイクを握り、米軍基地や空母での新型コロナ感染の問題などを話しました。
訴えに力強くうなずいていた女性(75)は「本当に原子力空母はいらない。ここで毎週訴えてらっしゃることを『なるほど』と聞いてきました。いつかきっと実ると思っています」と話しました。
訴えを聞いていた女子学生(18)は小学生の時、母親に連れられて宣伝に参加。「当時のことも覚えていますが、それからずっと続けていてすごい。私もさまざまな社会問題に興味があり、これからいろんな運動に関わっていきたい」と話しました。
(しんぶん赤旗 2020/8/5より)