川崎市革新懇連絡会(田中光雄事務局長)はこのほど、川崎市長あてにコロナ対策と多摩川治水対策を申し入れました。田中氏のほか、小池潔、中村克彦両世話人が参加、危機管理室の飯塚豊室長らが応対しました。
7月の60人前後から8月は百数十人台に増えた市内の感染者。同連絡会は、川崎市には臨時交付金68億円、財政調整基金62億円あることを指摘し、▽PCR検査の抜本拡充▽医療・介護・福祉施設などの定期検査と財政支援▽少人数学級の実施と教職員の加配▽高炉休止を決めたJFEスチールへの撤回要請▽国などの各種コロナ特例を市民に周知し雇用・生業を支援卜などを求めました。飯塚氏は「各部局に申し入れを回覧し、責任ある回答をしていきたい」と答えるにとどまりました。
多摩川治水対策では、国の各種通達を無視した市の河川管理の問題点を指摘し、堤防高より低い河港水門ゲートの改修など具体例を示し、抜本的治水対策を求めました。
(しんぶん赤旗 2020/9/15より)