カジノ問う住民投票を
横浜 直接請求署名一斉行動
2020年10月4日【社会】
「カジノの是非を決める横浜市民の会」は3日、112駅頭で、IR誘致の是非を問う住民投票条例制定を求める直接請求署名を集める一斉行動を行いました。JR本郷台駅(栄区)では、20人が参加しました。
幼稚園児の娘を連れた25歳の女性は「ギャンブルであるカジノ自体反対だが、加えて治安の悪化が心配」「カジノなんかより、保育士の給料を上げるなど、子育て支援にお金を使ってほしい」と署名しました。
8歳の娘の母親(45)は「ギャンブルが公的に認められてしまうことで、今まで敬遠していた人も出入りするようになるのでは」「財源をつくるためと言っているけど、カジノはリスクの方が高い」と署名しました。
夫婦で出かける途中の小松ゆかりさんは、夫の俊二さん(58)にも「署名した方がいいよ」と勧め、2人で署名しました。
同会の藤田みちる共同代表が「報道では市民の7割近くがカジノに反対しているものの、市政には反映されていない。市民の意思を届けるため、一人でも多くの署名をお願いします」と呼びかけました。
(しんぶん赤旗 2020/10/4より)