カジノ誘致市政批判 横浜大貫議員が決算反対

 横浜市議会2020年第3回定例議会は14日、28件の決算議案全てを認定し、閉会しました。日本共産党の大貫憲夫議員が反対討論に立ちました。
 大貫議員は、反対の最大の理由は、昨年8月に林文子市長が突然カジノを中核とする統合型リゾート(IR)誘致を表明し、翌9月議会で誘致関連の補正予算2億6000万円を提案、自民・公明の賛成多数で可決成立させて執行したことだと述べました。
 また、生徒の2割(最大3割)にしか提供できないハマ弁の「中学校給食化」について、学校給食実施基準の「当該学校に在学するすべての児童又は生徒に対して実施されるもの」とした基準に照らして極めて不十分」だと指摘。今年の教育委員会の調査によれば、半数の中学校で学校調理方式の実施が可能であり、残り半数も給食室の「2階建て化」など工夫をすれば全校実施は可能だと主張しました。
 大貫議員は、IR誘致、市場調査もしていない新劇場整備、上瀬谷通信施設跡地への無謀なテーマパーク誘致などで林市政を批判しました。

(しんぶん赤旗 2020/10/17より)

 

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