神奈川県平和委員会と安保廃棄県統一促進会議などが13日、首都圏での日米のオスプレイ飛行訓練問題をめぐって、横浜市内で緊急学習会を開きました。
一昨年の在日米軍横田基地(福生市など多摩地域5市1町)への米軍オスプレイ配備に続き、今年7月には陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)へ陸自オスプレイが配備され、首都圏で日米のオスプレイが行き交うことになります。
日本共産党中央基地対策責任者の小泉親司氏が講演。オスプレイの飛行訓練は低空飛行訓練、夜間飛行訓練、空中給油訓練が基本であることを指摘。エンジンが停止した際に安全に着陸するための 「オートローテーション機能」もない「欠陥機」であるオスプレイが、住宅密集地上空で訓練を行うことの危険性を強調しました。
また、5日の全国知事会(会長・飯泉嘉門徳島県知事)で「米軍機の飛行は人口密集地や深夜、早朝、休日、学校行事時などを避けること」を求める提言が決議されたことを紹介。「オスプレイの配備撤回へ、爆音被害などを告発していくことが重要だ」と話しました。
(しんぶん赤旗 2020/11/18より)