神奈川県で共産党の要求実る
年末年始コロナ対応の医療機関に協力金支給
2020年12月20日【1面】
神奈川県は18日、年末年始に新型コロナウイルス感染症に対応する医療機関などへ協力金を支給すると発表しました。全日本民主医療機関連合会(民医連)の汐田総合病院(横浜市鶴見区)からの要望を受け、日本共産党神奈川県議団が県に求めた内容が実現したものです。
支給の対象となるのは29日から来年1月3日までの間、新型コロナに対応する県内の医療機関や薬局。「発熱診療等医療機関」のうち、県の相談窓口を通した予約で患者を診察する施設には1日50万円、かかりつけの患者を診療する施設には1日15万円を支給。1日4時間以上開院することが条件となります。また、新型コロナの入院患者を受け入れる病院には、患者1人当たり20万~60万円を支給します。
県は今回の財政支援により、約1600カ所ある発熱診療等医療機関のうち、約400機関の協力を見込んでいます。総額は約10億円を見込み、財源は予備費などを活用するとしています。
(しんぶん赤旗 2020/12/20より)