防風林伐採止めて 新東名開発はたの氏、住民と懇談

 日本共産党の、はたの君枝衆議院議員、山田正衆院神奈川17区候補、上野たつや県議、佐藤文昭秦野市議は12月25日、神奈川県秦野市の「戸川住みよいまちづくりを考える会」 (久保寺富男会長)と懇談しました。
 秦野市では新東名高速道路の「秦野サービスエリアースマートインターチェンジ」の建設工事が進んでいます。同工事に関連して検討が進められている同市戸川地区の土地区画整備事業計画の一つに、巨木並木(900m)を伐採し、沢を埋め立てて公園をつくる 「矢坪沢整備事業」があります。
 矢坪沢の巨木並木は局地風の「丹沢蘆(おろし)」から家々と口作物を守る防風林としての役割を果たしてきました。また、矢坪沢北側は市立幼稚園、小中学校、私立保育園などがある文教区域になっています。
 同会は「市の計画は矢坪沢の自然環境が果たしてきた役割や、自然保護、文教に対する観点が欠落している」として、自然環境を保全した公園づくり構想を提案しています。
 はたの氏らは現地を視察し、「計画には問題がある。議員と市民が一緒に知恵を出して行動すれば解決の糸口は見つかるはずだ」と話しました。

(しんぶん赤旗 2021/01/05より)

 

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