施設の一斉検査早く 共産党横浜市議団、市に要望

 日本共産党横浜市議団(9人)は14日、林文子横浜市長あてに、PCR検査実施を急ぐよう緊急に申し入れました。城博俊副市長、田中博章市健康福祉局長らが対応しました。
 横浜市のコロナ感染者数は14日に過去最多の488人。救急搬送先が決まらない「搬送困難」のケースも急増しており、医療崩壊の危機が迫っています。
 申し入れでは▽医療機関・高齢者施設・障害者施設等の職員及び入院患者、入所者等に対する一斉・定期的なPCR検査を一刻も早く実施する▽検査の実施にあたり、保健所、各区福祉保健センターが本来の機能・役割を果たせるよう、民間検査機関等の協力も含め体制構築を図る-ことを求めています。
 城副市長は「症状が出ていない施設に出向いて検査するまで手が回らない現状だ」と述べ、東京都世田谷区で行ったような大規模の一斉PCR検査については「それで感染が止まるとは思えない」と否定的な見解を述べました。

(しんぶん赤旗 2021/01/19より)

 

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