米海軍厚木基地 化学・生物・放射線・核訓練
共産党、国に中止求める
2021年1月31日【地方特集】
日本共産党神奈川県委員会と、神奈川県議団、大和市議団、綾瀬市議団は29日、岸信夫防衛相と茂木敏充外務相に対し、米海軍厚木基地(神奈川県綾瀬、大和両市)での米軍による化学・生物・放射線・核(CBRN)訓練(2月5日~9月30日)の中止を求める要望書を送りました。要望書は、はたの君枝衆院議員とともに作成。
要望書では、米統合参謀本部が2018年に「共同軍と受け入れ国、他の友軍とCBRN環境で活動するための協力的な政策、手順、ネットワークの確立」を公表していることを指摘。CBRN訓練は無差別殺りくにつながり、米国の無法な戦争に日本を巻き込むものだと強く批判。
その上で▽訓練に参加する部隊、目的、規模、内容、新型コロナ感染症対策や、自衛隊との合同演習の有無▽厚木飛行場は同様の訓練に恒常的に使用されるのか―について回答を要求し、厚木基地を日本に返還するよう求めています。
(しんぶん赤旗 2021/01/31より)