深夜クラブの松本氏 離党ではなく辞職を
神奈川 地元の市民らデモ行進
2021年2月22日【政治総合】
衆院神奈川県1区(横浜市中区・同磯子区・同金沢区)の市民らが21日、同区選出の松本純衆院議員(自民党を離党)が緊急事態宣言下の東京・銀座のクラブで深夜に飲食していた問題をめぐり、同氏の議員辞職を求めて磯子区でデモ行進しました。
主催は「松本純議員の辞職を求める市民の怒りの行進実行委員会」。「かながわ1区市民連絡会」が協賛し約120人が参加。「離党しただけでは責任を取ったことにはならない」「神奈川1区の市民は許さないぞ」とアピールしました。
同市民連絡会共同代表の井上啓弁護士は「松本氏は自分勝手な行動をしただけではなく、当初『一人で行った』とうそをついていた。政治家はうそをついたらアウト」「離党などと中途半端な対応ではなく議員を辞職するべきだ。次の選挙ではふさわしい候補を選出するために1区の市民は全力を挙げていく」と話しました。
デモに参加した看護師の指宿悦子さん(58)は「医療従事者は感染防止に日々大変な努力をしているのに松本氏は何をやっているのか。許せません」と怒りを込めました。
(しんぶん赤旗 2021/02/22より)