カジノ反対の市長を 「横浜市民の会」が発足
今夏の市長選
2021年3月17日【政治総合】
カジノを中核とする統合型リゾート(IR)誘致を進めている横浜市で「カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会」が発足し、16日に市庁舎で記者会見しました。
IR誘致の是非を問う住民投票条例を求め20万人を超える署名を集めた「カジノの是非を決める横浜市民の会」(2月に解散)の小林節・藤田みちる両元共同代表、岡田尚元同運営委員長らが世話人を務めます。議会でIR誘致反対の意見陳述をした「横浜ハーバーリゾート協会」の水上裕之事務局統括も世話人に加わりました。
設立趣意は「市民の意思を示す住民投票が拒否された今、やるべきことはカジノ誘致に反対し、住民自治を尊重する市長を誕生させることだ」として、条例制定運動で発展した市民と野党の共闘を引き継ぐ形で、今夏の横浜市長選で政党の枠を超えたオール横浜の統一戦線の形成を目指すとしています。
水上氏は「市民の声を聞くまっとうな市長を誕生させて横浜市を再生させるために、一丸となって共闘する」と力を込めました。
(しんぶん赤旗 2021/03/17より)