子ども対応を強めて 畑野氏 学校環境改善こそ

子ども対応を強めて
畑野氏 学校環境改善こそ

2021年3月19日【国民運動】

 畑野君枝議員は10日の衆院文部科学委員会で、国立成育医療センターの「コロナ×こどもアンケート」で、「勉強のこと」が一番の悩みとなっていることや、小学校4~6年生の15%、中学生の24%、高校生の30%が「中程度以上のうつ症状」という結果を指摘し、子どもたちへの対応の強化を求めました。

 文科省の瀧本寛初等中等教育局長は、「心のケアや学習指導など、引き続き対応する」と答弁。畑野氏は、子どもの権利委員会から求められている「ストレスフルな学校環境」の改善こそ必要だと指摘し、全国一斉学力テストをやめるよう求めました。

 また菅義偉首相が2月15日の衆院予算委員会で、中学校までの35人学級を検討すると答弁したことについて、萩生田光一文科相は「総理の答弁を重く受け止め努力したい」と答えました。

 畑野氏は、「小学校休業等対応助成金」で事業主が申請しないため受け取れない問題について、個人の申請を認めるよう要求。三原じゅん子厚労副大臣は、「個人の申請で可能となるよう検討する」と答弁。畑野氏は学校を通じて保護者に周知すべきだと求めました。

(しんぶん赤旗 2021/03/19より)

 

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