お好きなものどうぞ 横浜食料支援・相談会に反響

 横浜市鶴見区の潮田公園で28日、「第1回うしおだ食料支援&なんでも相談会」が行われ、コロナ禍で困っている人たちに食料や日用品を無料で配りました。同区の汐田総合病院、うしおだ診療所、鶴見区社会保障推進協議会などで同実行委員会(野末浩之委員長=うしおだ診療所所長)を組織し、地域の個人や企業に呼びかけて支援品を募りました。
 開始前から支援を求める人が集まり、3時間で230人が来場しました。50人ほどのスタッフが一人一人にお米や野菜、缶詰の入ったセットを手渡し。会場のテーブルにはお菓子や栄養ドリンク、トイレットペーパー、マスク、おむつ、生理用ナプキンなどの生活用品が並べられ、スタッフが「お好きなものを詰めていってください」と声をかけました。
 子連れで来場する外国人も多くみられ、スタッフから支援品を受け取ると笑顔で「ありがとう」と話していました。
 来場者にアンケートを取り、希望者にはソーシャルワーカーや医療従事者が相談を聞きました。
 当日に支援を知り、緑区から駆けつけた男性は、失職で困窮に陥り、各地の食料支援を巡っていると話しました。

(しんぶん赤旗 2021/03/30より)

 

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