生理用品無償配布 学校で
共産党神奈川県議団 県知事に要請
2021年4月30日【政治総合】
日本共産党神奈川県議団(井坂新哉団長)は27日、黒岩祐治知事、桐谷次郎県教育長にあてて、生理用品の無償配布と相談環境の整備を求めて申し入れました。県教育局、福祉子どもみらい局の担当者が対応しました。
県議団は、コロナ禍で世帯収入が減少した家庭の児童・生徒らが、金銭的理由で生理用品の入手に苦労したり、生理用品を交換する頻度・回数を減らすなど「生理の貧困」問題が深刻化していると指摘。保護者に生理用品を買ってもらえない、生理用品が入手できずに登校できないなどの事例を紹介し、児童・生徒らの健康で衛生的な生活を保障するための対策を求めました。
要望書は▽県立学校・特別支援学校の女子トイレや「みんなのトイレ」の個室に返却不要の生理用品を常備する▽市町村教育委と連携し小中学校への配布も促進する▽生理など心や体の悩みを気兼ねなく相談できる環境を整備する▽学生含む一般女性にも社会福祉協議会等を通じ無償提供する―ことなどを求めています。
(しんぶん赤旗 2021/04/30より)