新市長でカジノ阻止
横浜市長選へ市民が決起
2021年5月10日【社会】
横浜市の「市民の市長をつくる会」と「カジノ誘致反対横浜連絡会」が9日、同市西区で、市長選(8月8日告示、22日投開票)の勝利に向けた決起集会を共催で行いました。
「市長をつくる会」は、市民団体、労組、政党などでつくり、市民本位の市政実現を掲げて、ほぼ毎回、市長選で独自候補を擁立してきました。
「カジノ誘致反対横浜連絡会」は、横浜市(林文子市長)が進める「カジノを中核とする統合型リゾート(IR)」誘致阻止のため、「市長をつくる会」と連携する形で2014年に発足。日本共産党や立憲民主党などの野党と市民で共同する「カジノの是非を決める横浜市民の会」の一員として、IRの是非を問う住民投票条例制定の運動を進めました。
「市長をつくる会」と「連絡会」両会の事務局長を務める菅野隆雄氏は、「カジノの是非を決める横浜市民の会」が、市長選での「野党統一候補」擁立を政党に働きかける「カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会」を新たに設立したことを紹介。「誕生させる会」「市長をつくる会」「連絡会」が共同し、相乗効果でカジノ反対の市長を誕生させようと呼びかけました。
(しんぶん赤旗 2021/05/10より)